名古屋の恋愛をこじらせた男

学生時代は恋愛を捨て勉強に専念。某有名国立大学を卒業して社会人になるが全くモテず。 恋愛をこじらせた元優等生が様々な女性へ思いをはせる。

「合コン」で出会った女性との飲み1 -トーミさんー

前回の合コンで出会ったBell*1な女性、トーミと飲み行ってきた。

飲みは楽しく過ごせたが、飲みの後、事態はかなり急展開を迎える。そして、結果彼女と長い一日を過ごすこととなった。

 

彼女の予定に合わす形で平日夜にアポイント。

場所は名駅

前回会ってからあまり日が経っていないので、お互いの印象がしっかり残った状態だった。

やはり合コン後のアポイントはとにかく早いに限る。

彼女は相変わらず愛想の良い気の利いた女性。

ご飯の取り分けや飲み物を空けないことを常に意識してくれる。

これはこちらも負けじとさらに先を意識しなければならない。

 

前回、「婚約した彼と最近別れた」という重い話をぶち込まれたところで話が終わっていたため、話の続きを聞く展開になった。

 

彼女はアラサーの彼氏と1年半同棲していた。同棲する前から付き合っていたので、かなり長い期間の付き合いだ。

お互いの両親への挨拶も済ませ籍を入れる日まで決めていた。

 

だがある日、偶然その彼が別の女性と街を歩いているのを目撃してしまう。

その日の朝、彼は「仕事に行く」といって家を出たはずだった。

彼女はその場で話しかけることはできず、その夜、彼に何していたのかを改めて問いただした。

しかしながら、彼から返ってきた言葉はやはり「仕事」の一点張りだった。

彼女は間違いであってほしいという思いから、その日はそれ以上何も聞かなかった。

 

だが、後日、彼女は2人が同棲しているマンションのごみ箱から袋に包まれた使用済みのゴムを発見してしまう。

それを彼に問い詰め携帯を強制的に開かせたところ彼の浮気が発覚した。

婚約後というタイミングのこの出来事は彼女に強いショックを与えた。

そして最終的に婚約破棄にまで至る。

なかなか重くショッキングな話であるが、今回の一件がなくとも彼女の中では元々、「この先この人で本当に良いのか?」という不安は抱いていた。

今はこの結果に満足してるし、ネタにできるくらい苦にしていないとのこと。

 

その後も趣味や仕事の話をして2時間ほどでお会計へ。

お会計は俺が7、彼女に3ほどのお金を出してもらった。

店を出る。そして、お互い電車のため駅まで向かう。

駅までもう少しでというとき、俺の手になにか温かい感触が。この状況でのこの感触、それすなわち

彼女の手である

唐突に彼女から手を繋いできた。

 

積極的な女性とは思っていなかったので少しびっくりした。

俺も握り返すとさらに強く手を握り返してくる。

そしてついには抱きついてきた。

そして2人は駅と少しそれた方向へ進んでいく。

 

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*1:美人