【感想 コナン映画 紺青の拳(フィスト)】シンガポールに行ったことのあるコナン初心者からの視点
ネタバレは含みません。
コナンの映画は前回の「ゼロの執行人(しっこうにん)」しか見たことないコナン初心者から見た映画の感想を書いていく。
コナン初心者だけど映画は見るべきか迷っている人はぜひ参考にしてほしい。
まずは自分のコナン初心者度合から。
各登場人物の知識として知ってるのは、
コナン 工藤新一で元高校生探偵
蘭 新一と友達以上恋人未満の関係
園子 蘭の友達、金持ち
怪盗キッド 怪盗、新一にそっくり
京極誠 だれやねん
くらい。
見終わった後、知識として入れておいたほうが情報は、
・新一と蘭がいつの間にか付き合っていたこと
(コミック95巻 2018/10発売 で恋人関係に)
・園子と京極誠がラブラブカップル
・京極誠は最強の空手家であり高校生、キッドのライバル
(コミック22巻 1999/2発売 で初登場)
まず映画の感想を結論から言うと、見る価値あり。
コナン初心者で登場人物の知識は無くとも、新一と蘭の関係や、園子と京極誠の関係は映画の早い段階で分かるよううまく描かれている。
また、京極誠の個性の強いキャラクターも十二分に描かれているので、初心者が見てもストーリーや人間関係についてけなくなるような心配はない。
また、今回はキッドと並び京極誠も完全に主役級なので、好きなコナンキャラが見終わった後増えるであろう。
ストーリーや謎解きは、前回の「ゼロの執行人(しっこうにん)」より単純で分かりやすい。そのため、それが好きな人には物足りない内容になる。
個人的には前回の「ゼロの執行人(しっこうにん)」より楽しめた。
そして一番思ったのは、コナン映画最大の良さの一つはやはりライブ感だと思った。
コナン映画では毎回いろんな建造物が壊滅することになるが、毎度これ見よがしに音量を上げてくる。
正直、ボリューム上げすぎ(映画館のせいかもしれない)と思うところもあったが、ライブ感覚でストレスも発散できるという人もいる。
ジャンルは違えど、「ボヘミアンラプソディー」のようなストーリー+ライブ感のような感覚も少なからずコナン映画にある気がした。
・「シンガポール」に行った人目線での感想
劇中の各所に「シンガポール」の街並みが移されていたが、まずはその完コピ度にクオリティーに驚いた。
マリーナベイサンズ(コナン達が泊まったホテル)やマーライオン(水を吐くライオン像)などの名所はもちろんだが、マーライオン像近くの小さな橋の下まで細かく描かれていた。
この場所は特にスポットで何でもないが、個人的に雨の日にこの場所で観光に来ていた美人外国人女性に話しかけた記憶があるのでよく覚えていた。
また、マクスウェルフードセンター(某キャラがチキンライスを食べていたところ)も完成度が高く、シンガポールが多国籍人種の国である様子もよく描かれていた。
シンガポール国籍の人は、中華系が7割、他がアジア諸国だが、国全体で見ると人口の3割が外国人で構成されている。
そのため、欧米やヨーロッパ系など様々な人種の住んでいる国なのである。
英語か中国語が話せればどこでも通用する。
あと、映画を見ると「シンガポール」の夜はやライトアップやイルミネーションでギンギラしていてナイトパーティー状態だと思ってしまうがそこは安心してほしい。実際、
毎日ナイトパーティーやってます
過剰演出に思うかもしれないが、舞台の主要地であるマリーナベイエリアは観光に特化したエリアなので実際あんな感じ。
しかも、毎日夜9時までパーティーしている。
動画も載せたので参考まで。
シンガポール目線だとより見て損はない映画
懐かしくてまた行きたくなること間違いなし。